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笑わない数学者と俺と数学 レビュー

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正直に言うと、この作品の評価にすごく困っている。
何故かというと、トリックの部分を読んでいてすぐに解けてしまったのだ。

もちろん読み進めているときはそれが正解かどうかはわからないから
それなりにドキドキしながら読んでいた。

でも・・・・

ちょうど、この本の犀川先生の言葉を借りると
「期待通りだったことが・・・、その・・・・、残念だ」
と、いう気分である。

ただ、出てくる人物はおもしろかったし
数学者だというのも個人的にはよかった。

「すべてがFになる」の真賀田博士に比べると
あまりにも中途半端な天才である天王寺翔蔵
(いや、普通にすごい人なんだけど)
何というか超越し切れていない部分が見え隠れして
すごく人間くさくていい人物だった。

また、その天王寺博士が数学者なために
犀川先生と数学的な話をするのだけど
その辺はすごくおもしろかった。

勉強嫌いな俺だけども
数学という学問には結構好感を持っている。
何というか論理的な柔軟さを持っていて
楽しい。と感じる。

って言うと
「数学のどこに柔軟さが?」
と、言われそうだけど、
たとえば
「虚数」
存在しない数である。
まぁ、ある公式を考えていくと負の数の平方根が必要になった
と言う感じだけど、必要だから存在しない数を使うというのも
何というか柔軟でおもしろいし、
たとえば1/3(3分の1)なんて正確に言えば数字ではなく式なのに
計算の答えに書いても怒られなかったりで結構いい加減である。

まぁ、かなり話がそれたけども
そんな数学のことを思い出したりできただけでも
面白かったかなぁとも思う・・・・
でも・・・・

「僕は、たぶん、期待を裏切られたかったんだ」
評価 : ★★★★
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笑わない数学者と俺と数学 もうすでに30年以上生きてきている。 だからと言うわけではないけど 自分の持っ... [詳しくはこちら]

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